お正月では実家に帰って親にごはんを作ってもらい、ゆったりと過ごした方も多いでしょう。
おふくろの味と言いますか、お母さんやおばあちゃんの作るごはんというのは凝った調理の仕方をしているわけでもないのになぜかとてもおいしいですよね。
そこで今回は、おふくろの味だけでなくお父さんの味も子供に知ってほしいという想いで、特にお子さんのいるお父さんに読んでほしい、お父さんが作る料理で幸せになるホームドラマ的な料理マンガをご紹介します。
甘々と稲妻 全12巻/ 雨隠ギド
あらすじ
高校の数学教師をしている犬塚公平は、半年前に妻を亡くして娘のつむぎと二人暮らしをしている。
食が細く料理のできない公平は、妻を亡くしてからは仕事と家事に追われて出来合いの弁当での食事がメインになり、つむぎにまともな食事を与えていなかったことに気付く。
親子で花見をしていた時に出会った飯田小鳥に、お店の名刺をもらったことがきっかけで犬塚親子と小鳥が一緒に料理をするようになり、食べる楽しさや作る楽しさに目覚める。
それからは愛娘のつむぎのために、いっしょにおいしく食べたくなるようなごはんを父さん(公平)が作る決心をし、小鳥に助言をもらいながら料理を作っていく。
この作品は、そんな出来立てごはん x いとしい娘 x ナゾの美少女のぶきっちょなトライアングルホームドラマで、料理が苦手だったお父さんが作るごはんで幸せな親子や友人関係を築いていく、あたたかくてホッとし、ちょっぴり泣けるようなマンガである。
見どころ
このマンガはですね、娘のつむぎちゃんがものすっごくかわいいんです。
もちろん子供の性格にもよると思いますが、つむぎちゃんは元気でハツラツとした、いかにも子供らしい子供という感じの女の子。
いつの間にか拗ねてしまったり、急に泣いたり、かと思えばすぐに元気になったり、と喜怒哀楽がわかりやすくしっかりと物事も考えるとてもいい子ですよ。
このマンガを読んでいると、子供の面倒を見ることや育てるというのはとても大変なことなんだなーと感じます。
また、公平も妻が亡くなってからつむぎと二人暮らしをするのですが、シングルファザー?(とりあえず片親)で子供を育てるのは本当に苦労することで、子供からしても多少我慢していることはあってさみしいものであると思います。
自分の子供がかわいくない親なんていないでしょう。(基本的には…)
片親だからって子供にさみしい思いなんてさせたくない、いつも笑顔で健やかに育ってほしい、という想いを皆さんもっていると思います。
そこでこのマンガでは、教師の公平が生徒である小鳥の助言を得て、娘といっしょにおいしいごはんを作っていく内容で物語が進んでいきます。
つむぎと公平の家族愛はすごくいいもので、ウルっと泣けてくることもあるでしょう。
女子高生の美少女・小鳥ちゃんもかわいいですね。
小鳥ちゃんもお母さんが料理研究家で忙しく、家にいないことが多くてさみしい思いをしている。しかも、包丁が苦手で料理もすごく上手というわけでもないところがなんかほんわかとさせてくれます。
教師である犬塚先生に恋しているかも?という展開もありますが、メインは恋愛ではなくごはんと家族愛のような感じで男性は読みやすく、料理のレシピまで紹介してあります。
そのレシピのどれもが凝った難しい料理というわけではなく、一般的な家庭で簡単に作りやすいものばかりなので、料理の苦手なお父さんはすごく参考になるかと思います。
料理をまったくしない、もしくは苦手なお父さんは、このマンガを参考にしてお子さんといっしょに料理をすると子供もすごく喜んでくれるでしょうし、家事や子供の世話で疲れている奥さんをいたわることができるでしょう。
そして幸せな家庭を築いているイクメン男子になりましょう。笑
こんな人におすすめ!!
- 料理ができるようになりたいお父さん
- 家事や育児をしてくれない旦那に渡す!笑
- ホッとするような、泣けるようなマンガが好き
- 幸せなホームドラマって感動するよね
このように、親が作ってくれる料理というのは子供からしたらすごく嬉しいもので、大人になっても憶えている味でしょう。おふくろの味だけでなくおとうさんの味というのも憶えてもらえると幸せですね。
けっしてお店で出ているようなすごく凝っている料理を作る必要はないと思います。
それよりも家庭の味というのは、なんか落ち着くようなものがいいのではないでしょうか?
そんなごはんが作れるようにレクシアも頑張ります。(ちなみに、男性にしてはそこそこ料理はできる方だと思う)
みんなでこのマンガを読んで、イクメン男子を目指しましょう!!
コメント