今回は、ハルミチヒロ先生の読み切り短編集の漫画を読んだのでご紹介します。
ハルミチヒロ先生は、ベルベット・キスで知られているかと思います。
きれいでかわいい女性を描くのが上手で、女性の漫画家だけあって細かな女性の感情の変化と切なさを表現している先生だと思います。
そこで今回の「夜をとめないで」は白泉社の楽園という雑誌で掲載された漫画です。
夜をとめないで/ ハルミチヒロ(楽園)
短編集内容
• 夜をとめないで
• 仮初めの花
• はかなごと
• たゆた
• シャンプーリンスコンディショナー
• 白い秘密
の6作品と描きおろしが二つ掲載されています。
これら6つの作品はどれも少し重ための話で、 登場する女性キャラのほとんどは悲しむ姿で描かれています。
その理由も様々で、彼氏に振られたり、嫉妬や相手がいなくなるさみしさ、伝わらない気持ちなど。
見どころ
女性の感情がそっとわかりやすく、ナチュラルに感じることができ、女性の切なさや悲しさを表現した心理描写が秀逸です。
登場する女性キャラのほとんどがミステリアスに見えるように描かれており、男性に振られてリストカットしているのかなーと思う話がありますが、 描きおろしでは実は寝相が悪くてケガが多いだけであったりします。笑
このような描きおろしがあるおかげで少しほっとするところもいいですねー。
個人的には、仮初めの花が一番おもしろかったです。
少しだけ内容を書きます。
整形して美しくなった女性は、整形前の時に傷ついたこころをおなじ思いをしてわかってほしかっただけ、というある意味復讐が理由で整形しています。
そこで新たに出会った男性に愛されたいと思ってしまったお話です。
こんな人におすすめ!!
- 女性のこころを知りたい
- 短編でサクサク読みたい
- かわいい女の子いいよねー
- やっぱり女性は謎だ!
「女心は海より深い」
を感じることのできる漫画でした。
女性にもお勧めできる漫画だと思っています。
コミック情報!
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ハルミチヒロ
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