マンガが大好きな人ならば、マンガだけに囲まれた部屋でずっとマンガを読んでいたい!と夢見たことはあるだろう。
そんな、夢のような場所であるマンガサロン「トリガー」にお空を飛んで行ってきました。
こちらはマンガレビューサイト「マンガHONZ」を注目していて知ったのですが、渋谷にあるということでずっと行きたいと思っていて、マンガ新聞でもたびたび話題になっていました。
そこでやっと東京に行く機会があったので、イベントと通常営業日の両方とも行ってみたときに感じたことを記事にしてみたいと思います。
マンガサロン「トリガー」はマンガ談話室 !!
このようにお店の写真を見ると、高級なマンガ喫茶店みたいな感じかな?と思うでしょう。
マンガ喫茶というとインターネットカフェのような個室で暗い場所をイメージしがちですが、そうではなくたくさんのマンガが置いてある個人経営の喫茶店もしくはBARとイメージするといいかもしれません。
レクシアの場合はもともと興味があってマンガサロン「トリガー」のサイトや取材記事を読んでいたので、どのような場所か具体的にイメージできていました。
「しまなみ誰そ彼」のマンガ紹介記事で少し行く前のイメージを書いているのですが、思った通りのまさしく「マンガについて素直に話せる談話室」です。
それでは、通常営業日の様子とイベント時に行ってみて感じたことを書いてみます。
マンガコンシェルジュにマンガを選んでもらおう
マンガコンシェルジュってなに?と思うでしょう。
4,000タイトル以上のマンガ蔵書から、お客様の趣味嗜好にあわせて最適な一冊を薦め、今まで手に取る機会がなかったマンガと出会う機会を提供するレコメンド型のマスター的な役割の人がマンガコンシェルジュ。
1人で黙々と読み進めるだけでなく、マンガ好きのお客様同士で会話が弾むようなトリガー作りをサポートしてくれます。
マンガにものすごく詳しいBARのマスターと考えればいいかも。
そこで「トリガー」の店長である兎来栄寿さん(@toraieisu)にマンガをレコメンドしてもらいました。
マンガサロン「トリガー」で兎来英寿さん @toraieisu にマンガをおすすめしてもらいました!最近の新鋭マンガ家先生という内容で紹介してもらいましたが、どれもおもしろかった。こちらからひとつマンガ紹介記事を書こうと思っている。 pic.twitter.com/WlETGrBVTr
— レクシア (@hyper_lexia) 2016年4月17日
ツイートでは兎来栄寿さんのお名前(字)を間違えてしまいました。すみません。
自分はジャンル関係なくいろんなマンガを読んでいると先に伝えていて、「カナリアたちの舟」「氷上のクラウン(1)
」「サングリアル~王への羅針盤~ 1
」「四月八日のまえがきに
」「女王陛下の補給線(1)
」とジャンル的にも重ならないように迷うことなくスススっとマンガを選んでくれました。
補足すると一気に作品を並べたわけではなくて、読み終わった頃にどうでしたか?とかこちらの作品もおもしろいですよとテンポよく声をかけてくれてお話したりしながらマンガを紹介してくれています。
しかもビックリすることに、「サングリアル」は発売して一週間もたっていなかったのですよ。普通の漫画喫茶ではこんな発売したばかりの鮮度の高い新作第一巻を置くことはなかなかできません。
やはりこのトリガーで注目すべきところはマンガのタイトル数が4000作品もあることでしょう。基本的に、ひとつのタイトルにつき3巻までしか置いてありません。
これは「あなたがまだ出会っていない素晴らしいマンガに出会うためのお手伝いをします」というトリガーのコンセプトが感じられ、多くのマンガと出会うための場所としてなるべく多くのマンガタイトルを置きたいということです。
ちなみに、結構長くいたので他にもグロテスクなマンガなど一日で10タイトルぐらい読みました。笑
マンガコンシェルジュに選んでもらったマンガがおもしろいと感じた場合は、近くにある本屋さんで購入しましょう。ツイートしたマンガについては、レクシアは全て単行本もしくは電子書籍で買って読み返しています。
マンガについて素直に話せる談話室
マンガをたくさん読んでいて特に有名でない作品が好きな人は、普段の生活で好きなマンガのことを友人に話したりしていますか?
正直言ってレクシアの場合、好きなマンガについて素直に話せる人や場所はほとんどありません。なぜかというと、有名なマンガについては友人と話して盛り上がることはあってもマイナー作品については「ふーん、知らない」と流されてしまうことが多く、よほどのマンガ好きな人でない限りマンガをおすすめして語り合うことができないからです。
一般の方からすると自分はかなりの数のマンガを読んでいます。
部屋にある本やタブレットの電子書籍の数を友人に見せると、へたするとドン引きされることもしばしば。
そんなこともあってか、普段の生活でマンガについて話すことがあまりなくて普通の好青年のふりをしています。笑
しかし、トリガーに集まるお客様は「好きなマンガについて語りたい」という満たされない想いを同じように抱えていたのかもしれません。
まったく知らない他のお客様と兎来栄寿さんを交えてマンガ業界の未来について語り合ったりすることもありました。しかも兎来栄寿さんのマンガ読書量が半端ない!
また、「トリガー」のアシスタントディレクターをしているしあわせアフロ遠藤さん(@PAGSSIORIO)や他のマンガ好きの方ともお友達になりましたね。しあわせアフロ遠藤さん達と「HUNTERxHUNTER」のことやラッパーマンガについて話してすごく楽しかった。
自分の好きなマンガを持っていくのもいいかもしれません。レクシアは好きなマンガを先に本屋さんで買って持っていくことで好きなマンガについてお話ししました。
ちなみに、今日本屋さんで買ったマンガはこちら。「セカンドバージン」「修羅の刻 17巻」「AIの遺電子」を買ってトリガーに持って行ってました! pic.twitter.com/zTLloQVn5n
— レクシア (@hyper_lexia) 2016年4月17日
二宮ひかる先生のマンガの魅力について話すレクシアが「トリガー」にいた。
当サイトで二宮ひかる先生のマンガ「さ迷える心臓」や「修羅の刻 16巻」のマンガ紹介記事も書いています。
ただし、「トリガー」の本を間違って持って帰ることのないように気をつけてくださいね。
このようにマンガが大好きな人にとっての居場所となる「マンガについて素直に話せる談話室」だと感じました。自分の好きなマンガについて語ってみてください。
イベント時のトリガー
マンガサロン「トリガー」では頻繁にマンガに関する貸切やイベントや行われています。
トークライブの生配信はもちろん、サイン会や展示会、ワークショップなどのマンガに絡んだ様々なイベントが行われており、堀江貴文氏が代表を務めるマンガレビューサイト「マンガHONZ」のレビュアー陣が繰り広げる漫画トークなどがニコ生やYouTubeで配信されています。
今回レクシアは、【ゲスト:『連載終了!』巻来功士、漫読家・東方力丸】マンガサロン交流会 Vol.1 というイベントに参加させていただきました。
トリガーに行くことが目的で巻来功士先生のファンというわけではなかったのですが、いやー東方力丸さんの漫読に圧倒されてすごく楽しみましたよ。
漫読ってただマンガを口に出して読んでいるだけではなくて、登場するキャラの声の話し換えや効果音など迫力満載だったので漫読を聞くだけでマンガの内容や表現がイメージできるくらい完成度の高い素晴らしいものでした。
ちなみに「連載終了!」のサイン本も購入。
今日のトリガーイベントでゲットした巻来功士先生のマンガサイン本「連載終了!」です。漫読でも楽しみましたが、今から読みます! pic.twitter.com/f0EFJAJIug
— レクシア (@hyper_lexia) 2016年4月15日
このようにマンガ家のサイン会もあり、ファンとマンガ家の距離が近すぎる!!
もうね、普通にお話しできますよ。
フォロワーさんと一緒に行き、お酒を飲みながらマンガ家の先生やマンガ専門家もしくはマンガが大好きな方と語り合える空間・居場所でした。なんともいえない幸せで満たされた時間。あっという間にときが過ぎる…
マンガが大好きな人には行ってほしいマンガについて素直に話せる談話室。
それがマンガサロン「トリガー」なのではないでしょうか。
あとがき。
レクシアは地方に住んでいることから頻繁に「トリガー」に行くことはできないのですが、また東京に行くときも必ず行こうと思ったマンガスポットです。兎来栄寿さん、また行きますのでそのときはよろしくお願いします。
そしてなにより嬉しかったことが、当サイト「HyperLexia(マンガ)」の記事を読んでいてくれたり、マンガ新聞でレクシアのことを知っていてくれたりしたこと。
フォロワーさんとも実際に会ってお話しすることもすごく嬉しく楽しいことで、ブログやSNSで情報や想いを発信することはこれから本当に大切なことだと感じたひとときでした。
マンガサロン「トリガー」について
■マンガサロン トリガー
住所:東京都渋谷区渋谷3-15-2 コンパンビル4F
電話:03-6427-2248 *火曜日定休
WEBサイト:http://mangasalon.com/
Twitterアカウント:@mangasalon_T
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