こんばんは。レクシアです。
男性の皆様は、少女マンガや女性向けマンガを読みますか?
レクシアの場合、昔は妹がもっていた少女マンガを読むことはありましたが自分で買うことがほとんどありませんでした。
たぶんお店で買うのが恥ずかしかったんでしょうね。
ほら、やっぱ思春期の頃は周りの目線というのを異常に気にしますから、本屋の店員さんに「こいつ男のくせに少女マンガ買ってるぜ!」と思われるのが嫌だったんでしょう。
最近はよく電子書籍を使いますから、周りの視線を気にせずにマンガをポチれる(ネットで購入することね)のでとても便利です。といっても、今は普通に本屋で女性向けマンガを買うことはありますけどね。(要は馴れ!)
レクシアは男ですが、男性も女性向けマンガを読んだ方がいいと最近はよく思います。
そこで今回は女性向けマンガを紹介します。
逃げるは恥だが役に立つ 全9巻/ 海野つなみ
あらすじ
大学院を出ながらも就職難によって無職になった主人公の森山みくり。父の紹介により、父の元部下の津崎平匡へ家事代行サービスとして仕事をするようになる。
津崎は他人にあまり構われること好まない気難しい性格であるが、みくりとは適度な距離感を保って良好な関係を築いていた。
今の関係を維持しようと考えたみくりは津崎に「就職としての結婚」をもちかけ、二人は契約結婚というかたちの結論を出し、「サラリーマンの妻」としてみくりは正式採用。
このマンガは、契約結婚という世間ではあまりない結婚のかたちから始まる恋の駆け引きとそれにかかわる人々が繰り広げるお仕事かつ恋愛妄想劇場のような作品である。
見どころ
このマンガは、他の作品に比べて文字というか詳細な会話が多く、細かい心理描写が描かれているため普通の恋愛マンガとは違った味のある作品です。
とくにありえないほどぶっ飛んだキャラ設定と主人公みくりの妄想劇場が見どころ。
それらのことについて紹介していきます。
キャラ紹介とその設定
メインキャラの森山みくりと津崎平匡。
このふたりは契約結婚(事実婚)という非現実的な結婚のかたちを選んでいる。
この契約結婚ということだけでも衝撃的だけど、おもしろいのはこのふたりのキャラは個性的に見えて実は現実に多そうな感じの性格を設定されている気がする。
まずはみくりについて。
彼女は大学では心理学を学び、大学院で臨床心理士の資格を取得している。後述するが、妄想癖が少々あり自分の現状を「徹子の部屋」や「情熱大陸」風に妄想する。
大学院まで行って臨床心理士の資格を持っているだけあって、人の心を感じる(というか分析)するのが上手くたぶん頭も良い設定だと思う。現状を理論的に把握してしっかりしているかと思えば、とたんに完全女の子のような妄想劇場が始まる。
でもこんな女性って意外と多いんじゃないかなーとレクシアは思います。
女性って現実的かつ感情的というか、男性からしたら「言っていること矛盾している!」と思うけどそれが当たり前というか…
男性からしたらホントよくわかんない生き物なんですよね。笑
次に津崎について。
完全理系のシステムエンジニアで、神経質ではっきりした気難しい性格。
しかも、彼女いない歴=年齢(36歳)で童貞!? 魔法使いじゃないですか。
うーん、でもたぶん男性の1%ぐらいはいるかもしれない。
男は見栄っ張りで本当のこと言っていないだけで実はけっこういるかも。
なによりぶっ飛んだキャラ設定のみくりの伯母である土屋百合(百合ちゃん)。52歳で独身のキャリアウーマンまではいいんだけど…
高齢処女で生理もすでに上がった!?
美人なのにそのようなお方は本当にいるのか?男のレクシアにはわからない…
最後に重要キャラのイケメン・風見くん。
結婚にメリットを感じられず、彼女をあっさり振る。しかし、結婚に幻想を抱いている感じがあってみくりに好意を持っている!かもしれない…
こんなちょい普通とは違うキャラ達のぐちゃぐちゃ恋愛・探り合い模様がおもしろい。しかも会話がホント細かいとこまで書かれているので、すごく具体的で参考になりそうなところがとてもいい。
みくりの妄想劇場がヤバい!
なんといっても一番の見どころはみくりの妄想劇場!
自分の現状を「徹子の部屋」や「情熱大陸」風に、またはインタビューを受けている感じで妄想するシーンがときどきある。これがすごくおもしろいんですよ。
女性は本当にこのような感じで妄想劇場を繰り広げているのですか!?
女の人とこのマンガについて語り合うことがあったら聞いてみたいことです。
もうね、ホントこんなシーンがツボにはまる!
マンガ読みながらクスって笑ってしまう。
女性からしたらここは共感シーンなのかも?と、すごく考えさせられます。
こんな人におすすめ!!
- 結婚や今後の生き方について考えたい女性
- 女性の考えや妄想を知るために男性は読みましょう
- 異性とのリアルな会話や心理状態を参考にしたい人
- 細かい設定の妄想が好きな人
最初の巻の方では恋愛要素がけっこう少なめですが、第4巻ぐらいから徐々に多くなっていきますね。しかし、少女マンガのキラキラキュンキュン?みたいな感じではないので、男性でもかなり読みやすいマンガだと思っています。
なにより、みくりと津崎の会話と本音、考えていることがめちゃくちゃ細かく描かれているので、恋愛や人間関係に悩んでいるときに参考になりますよ。
これは男性が読んだ方がいい女性向けマンガというところでしょうか。
レクシアは女性に聞きたい!これは女性同士で共感するマンガなんですか?
男性や女性問わず、いろんな人とマンガについて語り合ってみたいものですね。
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