死について本気で考えたことはありますか?
まあ、このことを真剣に考えるにはなにかきっかけがないと、とは思います。 親しい人の死や現実に苦しんで自殺したいと考えたとき…
そんな死について考えた時に読んでみるといい漫画を紹介します。
デス・スウィーパー 全5巻完結/ きたがわ翔
この漫画を描いたきたがわ翔先生は、反町隆史主演のテレビドラマ「ホットマン」の原作漫画家として有名ですね。
あらすじ
主人公の岡崎裕之は平凡な大学生活を送っていたが、兄の隆史が自殺してその第一発見者となってしまう。 兄が自殺したアパートの部屋は体液と腐敗臭で手のほどこしようがない状態だったが、そこに清掃・遺品整理会社「スウィーパーズ」の三輪玲児が手際よく清掃していった。
そのことをきっかけに、兄の死を「リアル」に受け止めるべく、裕之はスウィーパーズのアルバイトとして過酷な死の現場に立ち会っていくのであった。
スウィーパーズの従業員としては、美形で有能な三輪玲児のほかに、不動産会社社長の御曹司である上野輝彦、リストカットの跡があり霊感の強い美女・中島密、バンドマンで心理カウンセラーの資格を持つ山本大二郎がいる。
この漫画は、主人公の裕之が死体の清掃・遺品整理の仕事を通して、死について「リアル」に感じて考えていく物語である。
この漫画は、グロテスクな死体だけでなく死体跡やその腐敗についても細かく描かれています。
また、腐敗臭などの臭いについても上手く描写されており、かなりリアルに死について表現していると思います。
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