マンガなどの創作物には、著者の想いや魂が込められている。
その伝えたいことをストレートにわかりやすく表現するマンガ家の先生もいれば、遠回しでわかりにくくても心をギュッと抱きしめるように描くマンガ家の先生もいる。
もちろん作品の意図が一回読んだだけでわかりやすいほうが評価されやすくていいのかもしれない。しかし私は、読んでなんだかわからないけど心に引っかかって気になってしまう、そして何度も作品を読み返して感じ考えて、新たに発見があり作品を深く理解できると、さらに面白くなると思っている。
そんな好きなマンガを何度も読み返すレクシア(@hyper_lexia)は、私の書いたマンガレビュー記事が著者に喜んでいただいたことをきっかけに、マンガ家の先生方にレビュー記事のお知らせして、マンガ家のコメントを掲載した記事として更新する取り組みを行っています。
当サイト【HyperLexia(マンガ)】による、マンガ家のコメントを掲載したマンガレビュー記事更新手順およびこれまでの記事一覧です。ご連絡させていただいたマンガ家の先生方は参考にしてもらえると幸いです。
マンガ家と読者を繋ぐマンガサイトを目指して
マンガ家の先生方にレビュー記事のお知らせとコメントを掲載して記事更新する取り組みを行っていますが、そのきっかけとなる出来事について書いた記事がコチラ▼
空海と最澄について描かれた歴史マンガ『阿・吽』の著者であるおかざき真里先生と Twitter でやり取りをして激励していただいたという内容です。
HyperLexia(マンガ)のおもい
今は Twitter などのSNS(ソーシャルメディア)でマンガ家と読者が気軽に繋がる時代になりました。もちろんこれにはメリットもデメリットもありますが、マンガ家のペンネームでSNSを利用するのは自分の作品の読者やファンに新刊などの情報を届け、直接交流をしたいという理由があるかと思います。
近年は、マンガタイトル数は増加傾向にあるもののマンガ雑誌の発行部数も減少し、一作品あたりの紙のコミック発行部数および販売数は減少しています。しかしながら、マンガアプリや電子書籍(Kindleなど)のようなデジタルマンガコンテンツの市場は大きく拡大しています。マンガ雑誌が読者へリーチする影響力が低下したため、WebメディアやSNSに取り上げられることがコミックの売上のために重要になってきています。
そこで最近は pixiv や Twitter発のマンガも増えてきましたが、フォロワー数が多い人は超有名大御所マンガ家大先生もしくはSNSを巧みに使いバズり続けた(話題になった)方のみ。マンガ業界ではある程度有名な作家でもフォロワー数が少なかったり、新人作家となればなかなか読んでほしい想定読者に自分の作品を届けることができなくて、連載を続けられない人もいるだろうと思います。
つまり、面白くて素晴らしいマンガでも作品の良さが伝わらずに埋もれてしまうことが多くなると予想されます。だから私は、このサイトを開設しました。
好きなマンガを好きということでマンガ家を応援するマンガレビューサイトです。
マンガが大好きなファンとしては、レビュー記事を通して好きなマンガをおすすめすることが応援になると思っています。以前こんな記事も書きました▼
好きなマンガが打ち切りにならないように…連載マンガやマンガ家を応援する方法
Webサイトのアーカイブ性とソーシャルの繋がりを利用して、マンガ好きのファンである私が読んでほしい人にマンガをレビューして届け、さらにはマンガ家の先生方と繋がるきっかけとしてこのサイトを利用されると嬉しいと思っています。
マンガ家コメントを掲載した記事更新手順
基本的には、実際マンガを読んで面白かったり語りたかったり、好きなマンガしかレビュー記事を書きません。このサイトを見た人がマンガを読みたくなるような文章を意識してレビュー記事を執筆し、公開します。マンガの画像を引用することもありますが、引用の範囲内で利用します。詳しくは→サイトについてを参照
記事公開後は、マンガ家の先生方が読者に伝えたいことや記事へのコメントがあればその言葉を繋ぐきっかけとして当サイトを使っていただければ嬉しいと思っているので、マンガ著者である先生方にマンガレビュー記事を書いたお知らせを Twitter でするようにしています。
そして、マンガレビュー記事を喜んでいただけた場合は、マンガ家のコメントを掲載しませんか?とリプライにて提案します。リツイートもしくは好意的なコメント付きでシェアしていただけた場合、喜んでくれたと判断するようにしています。@hyper_lexia宛に「読者への言葉」リプライを頂き、該当サイト記事にTwitterウィジェットを用いて記事更新後、メンション付きツイートにて確認通知を致します。
まとめると、Twitter を用いて以下の手順でコメントを掲載します。
- マンガ家の先生に記事のお知らせ
- 喜んで頂けた場合は、コメント掲載の提案
- ツイート掲載許可を頂き、レクシア宛リプライを記事に掲載
- 最後に、コメント掲載完了のお知らせと確認通知
という順序で、マンガ家のコメント付きマンガレビュー記事を更新する取り組みを行っています。簡単にいえば、レクシア(@hyper_lexia)へのリプライを掲載します。
下記にこれまでの各マンガ家コメント掲載記事へリンクを張っていますので、参考としてご確認ください。
さて、Twitter を使う理由は匿名でも使える利用者の多いSNSであるからです。逆に、マンガ家ペンネームでTwitter を使っていない場合は、著者自身がインターネットの声から距離を置きたいんだろうと判断して連絡はしないようにします。
しかし、私が書いたマンガレビュー記事がすべてのマンガ家先生に好意的に受け取られるとは限りません。内容にもよるだろうし、もしかしたら著者を傷つけてしまう場合もあるでしょう。つまらないときはスルーしてもらってかまいません。もし記事に問題がある場合は、記事へのコメントかレクシアTwitterアカウント(@hyper_lexia)にご連絡下さい。
マンガ家のコメントを掲載した記事
この取り組みを行って、マンガ家のコメントを掲載した記事をまとめます。今までの実績です。マンガ家としてとても有名な方からもご協力いただき、本当に嬉しく思っています。
これまでの取り組み実績【現在17記事】
見にくい場合は、サイトで「マンガ家コメント」としてタグ付けしていますので、コミックの表紙がアイキャッチにされた記事一覧で確認することができます。
- 鬼才・空海と最澄の生き様を描いた歴史マンガ『阿・吽』がおもしろい!(おかざき真里先生)
- 感情や想いが箏の音となる 伝えたい気持ちよとどけ!『この音とまれ!』(アミュー先生)
- 『懲役339年』「生まれ変わっても一緒だ」なんて…言えるわけないよね。(伊勢ともか先生)
- 『それでも恋していいでしょ』を読んで、皆に隠した劣等感を克服して恋してみませんか?(楠田夏子先生)
- こんなマネージャーと青春したかった…卓球マンガ『青空ラバー』の青春には勝てない。(三浦糀先生)
- 死ぬことを望み・後悔するときは『兎が二匹』のように大切なものをなくして孤独なとき(山うた先生)
- 『うわばみ彼女』といっしょに呑むお酒はおいしくて幸せ(後藤羽矢子先生)
- さあ、マンガ『いっぽん!!』の紗々としあわせの日本酒を求める旅に出かけましょう!(原作:増田晶文先生、漫画:松本救助先生)
- 美女書店員に憧れるのはもうやめた!『ガイコツ書店員 本田さん』のコミック売り場の苦労と感動の方が素敵だね(本田先生)
- 自分自身に呪いをかけないで。マンガ『ランド』の社会も現実社会も不安なものなのだから(山下和美先生)
- お正月は『ユメクイユメミ』に夢を食べられよう。さぁ、あなたはどっちの夢の未来を選ぶ?(あずまたま先生)
- 好きなものを発信すると思いがけない出会いがある『ブタが好きすぎてハンガリーの国賓になりました』(松本救助先生)
- 『さよなら、またね。』って、うれしくて泣きたくなる思い出だ。(優先生)
- 『彼女はもう死んでいるのに!』という不思議な気配が、さよならをするための一歩で(時計先生)
- バーチャルの恋愛やSXでもコミュニケーションが大切!未来の恋愛事情を描いた『S〔エス〕-君と、彼女と、運命と』 (南部ゼロイチ先生)
- 寿命の値段は余生の値段。過去に左右されず、未来が決めるんだ『寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。』(田口囁一先生)
- 『松風さん、走ってる。』ジョギング姿に妄想するのもいいけれど、一緒に走ってみませんか? (橙夏りり先生)
作家もしくは出版社からいただいた本(献本)
なんとありがたいことにサイト経由でご献本いただくこともありました。
ご献本いただいた本はレビュー記事を書くとは限りませんが、ツイートにて紹介はさせていただきます。お問い合わせフォームもしくはTwitterアカウント(@hyper_lexia)へご連絡ください。
松本救助先生からいただいたエッセイマンガはレビュー記事を書いています。コチラ▼
増田晶文(ますだ・まさふみ)先生からは、小説をいただきました。
日本酒マンガ『いっぽん』をご紹介したご縁で、原作者の増田昌文(@showbun )先生に新書『稀代の本屋 蔦屋重三郎』を頂きました。
江戸随一の出版人をモデルにした時代小説⁉︎ マンガの流行仕掛人になりたいので、じっくり読むぞ! https://t.co/YQDDFjmJAo pic.twitter.com/ZXMqyM91Ky— レクシア (@hyper_lexia) 2017年1月26日
メディア掲載
『テンプリズム』レビュー記事が公式サイトにおすすめレビューとして紹介されました。
マンガ編集者で有名な佐渡島庸平氏が代表を務める株式会社コルクが運営。著者の曽田正人先生公式サイトです。
マンガのヒロイン・ニキへのラブレターのつもりで書いた記事なのですが、ちゃんと届いたようで最高に嬉しいですね。まあ、実質フラれていますが(笑)、曽田正人公式サイト公認のマンガレビュー記事ってのは誇らしいです。当サイト『テンプリズム』レビュー記事はコチラ▼
あとがき。
当サイトはこのようにマンガ家の先生方のご協力のもとで運営しています。
まるで冨樫義博先生のマンガ「HUNTERxHUNTER」に登場する若かりしネテロ会長のように、感謝の正拳突きのつもりで感謝のマンガレビュー記事を書く所存です。
お返事をもらえないことはもちろんたくさんありますが、マンガ家の先生はマンガを描くので忙しいのです。そんなときは読者のために頑張ってマンガを描いているんだと思っています。
お返事してくれただけで感謝どころかもう幸せいっぱいです。
マンガ家のコメント付きマンガ紹介記事にご協力してくれる場合はTwitterで連絡してもらえれば、レクシアはめちゃくちゃ喜んで対応させていただきます。
マンガ家と読者を繋げるマンガレビューサイトを目指して頑張りますので、【HyperLexia(マンガ)】をこれからもよろしくお願いします。
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